事の発端は、8月8日に配信されたウェブ版『女性自身』(光文社)の記事である。同記事によると7月下旬、宮迫は東京ダイナマイト・松田大輔と共に個室のカラオケレストランに入店。そして、「男性3人と女性1人集まって食事をした」という事務所のコメントと、昨年報じられた不倫報道を引き合いに出し、宮迫の合コン疑惑を報じた。
しかし、これに対し宮迫は、ラジオで「理不尽なことって世の中にたくさんある」と猛反論した。彼はカレーが食べたくて個室の店に入っただけで、合コンでなく松田と2人だったと主張。そして、女性がいたという事務所のコメントに関しても「吉本そんなこと言うてない。ビックリした。だって2人やもん」と完全否定し、「無茶苦茶やろ」「あの記事、ええ加減にせえよ」と怒りを露わにした。
とはいえ本番中であるため、声を荒げたりはしなかった宮迫。そんな彼も、90年代前半に所属していたダンスユニット『吉本印天然素材』時代は、同グループのメンバー・宮川大輔と大ゲンカをしたことがある。
ある日のダンスレッスン中、ダンス講師が宮川の立ち位置に関して間違いを指摘した時のこと。彼は何度注意されても立ち位置を間違えてしまい、それどころか「ズレてへんよ」と逆ギレする態度を取っていた。早く練習を終えて帰りたかった宮迫も、隣で「大輔、ズレてたぞ」と指摘したのだが、宮川は「ズレてへん言うてるやんけ!」と怒鳴ってきたそうだ。
この態度に宮迫のイライラは限界を超え、「誰に言うとんねん、コラァ!!」とマジギレ。さらに、相手の胸ぐらを掴みながら、そのまま強烈な頭突きをくらわせたという。そして、宮迫は「謝れ!」と詰め寄ったが、「謝らへん!」と宮川は言い返し、ケンカになったとのこと。
当時の心境について宮迫は、「面白いコントがしたい、お笑いがしたいって時に、1日8時間もダンスさせられたらそんな気になってしまう」と明かしている。当時、アイドル的な売り出し方をされていた『吉本印天然素材』は、メンバーにとっては大きなストレスだったのかもしれない。