しかし、そんなくだらない記録に大真面目に挑戦する者たちが、この世には存在する。そして、そんなオナニストたちが毎年集結してアスリートのごとく新記録を目指してしのぎを削り合う大会があるのをご存知だろうか? それがオナニーの世界大会『マスターベータソン』である
。
オナニーに関する知識を高め、オナニーに対する羞恥心や禁忌心を払しょくすることを目的としたこのイベントでは、オナニーの継続時間、回数、飛距離などが競われており、実際にこの大会での記録をもとに世界記録も誕生している。ここからはその世界記録の数々を、男性のものを中心に見て行こう。
まず、絶頂回数部門は、9時間で31回(08年)という驚異的な記録が残っている。また、射精飛距離部門も桁外れで、その記録162・56センチ(09年)。日本の成人女性の平均身長が158センチちょっとだから、それを優に超える距離だといえば、いかにこれが超人的な数字かが分かるだろう。
さらに、耐久時間部門といういかに長く勃起状態を続けていられるかを競う競技もあるが、これの世界記録保持者はなんと日本人。オナニーグッズで知られるTENGAの商品開発担当取締役を務める佐藤雅信氏なのだ! 彼は08年と09年の2回にわたり世界記録を塗り替えており、その最高記録はなんと9時間58分!ほかの参加者にオナニー先進国の底力を見せつけた。
同じ日本人としてこの偉業を喜んでいいものなのか、恥じらった方がいいものなのか反応に困るが、いずれにせよ日本人が世界の№1に立ったのは事実。「我こそは!」という読者がいたら、是非とも自宅で練習を積んでこの世界記録を塗り替えるべく挑戦してみてもらいたい。