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元SMAP3人への圧力問題、遂にテレビ各局も動く? 大物の発言が大きく影響か

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香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の起用を巡り、民放各局への圧力があったとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意していたことが報じられたが、日本財団の笹川陽平会長が23日に更新したブログで、「早急に(元SMAPの)3人のテレビ復帰を実現させてほしい」と声を上げた。

 3人はSMAP時代の2015年から、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めている。笹川会長は「3人の活躍なくして『パラリンピック』の認知度が今ほど上がることはなかったと筆者は思う」と3人に感謝。

 3人の現状について、「絶大な国民的人気を誇っているはずのこの3人がテレビから消えてしまった。ジャニーズ事務所との契約終了後、3人のテレビ出演はコマーシャルを除いてゼロになってしまったのだ」と説明した。

 そして、テレビ局に対して、「多くのタレントを擁するジャニーズ事務所の意向を忖度したとしか思えない」と苦言。ジャニーズの圧力を推測し、「視聴率を1%アップするためにしのぎを削る各テレビ局が、根強い人気をもつSMAPの元メンバーを2年間も出演させないこと自体が異常である」と指摘。

 さらに、「公取委が確認したのであれば、各テレビ局も謙虚に事実を認めるべきである。東京パラリンピック大会を成功させるためにも、早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしいものだ」とした。

 「日本財団と言えば、今やテレビ局にとって優良広告主であるボートレースの後ろ盾。今後もジャニーズへの忖度を続けるようだと、出稿を引き上げられる可能性もありそうで、笹川会長のブログをスルーすることができなくなりそうだ」(広告代理店関係者)

 思わぬ“援軍”のおかげで、3人のテレビ復帰が近づいたようだ。

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