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本誌記者“恐怖”の爆笑体験記パート4『花火大会街コンで出会った女性を家に持ち帰りしたところ…』−①−

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提供:週刊実話

 いつもは「マッチングアプリ」を使用して美女を探す、本誌『週刊実話』で格調の低い記事を任されることが多いフリー記者の私だが、やはり「アプリ」は「会う」までの段階にこぎ着けるのがなかなか大変。そこで私が挑戦してみたのが、「街コン」だった。

 スタートが「会う」という、「アプリ」でいうとゴール目前の段階から始まる「街コン」。ここで私は、とんでもない体験をしてしまった…。

 ある日私は、独り身の友人といつも通りファミレスで仕事の近況報告や雑談をしていた。そしてひょんなノリから、街コンサイトをあさってみることに。最近の「街コン」は「バスケコン」「卓球コン」「散歩コン」などさまざまな種類があったが、ここで目を付けたのが、比較的安価で場所も近所だった都内某区の「花火大会街コン」。何と個人的に見に行ったことのある花火大会で「街コン」をするというので、一石二鳥なテンションでさっそく友人と2人で参加を申請した。

 集合場所は、私がいつも利用している最寄り駅の目の前にあるマツモトキヨシ。いつもは閑散としている場所で「街コン」参加者が集合とは、何という辱め…と思ったら、その日は駅が人でごった返しており、意外と目立つことはなかった。

 それでも、「街コン」に参加するであろう男女は一目見れば何となく見分けがついた。私たちのように2人組で立っている男性や女性、1人で参加しているのが悟られないように、必死にスマホとにらめっこしながらマツキヨの前に立ち続ける男性、マツキヨの店内から、さりげなく集合場所に集まる人々を確認する女性…。

 彼ら彼女らの腕には蛍光式のブレスレットが巻いてあったのだが、それが参加者の印らしい。近くに赤いジャンパーを着た係員に参加の旨を話すと、私も友人もそれぞれブレスレットを受け取り、恥ずかしかったのですぐにポケットの中に隠した。

 時間が来ると、小学校の遠足にでも出発するかのごとく、全員で塊になって花火大会の会場である河川敷へと向かう。大の大人たちが大人に引率されながら河川敷へと向かう光景は、傍から見たら異様な光景だったに違いない。

 河川敷へと向かうこの道中が、それぞれの最初のコミュニケーションタイムということなので、私はたまたま隣にいた無口そうな女性へ話し掛けてみた。反応は上々だったので、河川敷までの道のりはその女性とずっと話していた。
 ②に続く――

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