エグスプロージョンは本ゲームのテーマ曲「チャリ走の乱(RUN)」を担当。作曲を担当したまちゃあきは「ずっと『チャリ走』が好きでテーマ曲が決まる以前から曲を作っていたんです。(テーマ曲が決まって)ただ嬉しかったし気持ちいい。実際にゲームをプレイしてみてもやっぱり曲がいいですね」とにっこり。「自分がこんな曲が流れたらいいだろうなと思いながら作ったので、ゲームの最中曲が流れると爽快で…」と喜びを爆発させる。
作曲については「風を切るイメージで作りました」といい、「僕は山口県下関市出身。高校の時に一時間近くかけてチャリンコ通学をしていたんです。壇ノ浦の横を通る時はむちゃくちゃ気持ちがよくって、よく大声で歌って走ったりして、通り過ぎる女子高生に半笑いで振り返られたりしました。その風の気持ちよさを表現しようって」としみじみ。
まちゃあきはまた、ゲーム曲が使われることによって印税が入ってくる可能性もあるといい、「きっとよしもと(クリエイティブ・エージェンシー)がうまくやってくれていると思います」とニヤリ。「ギャラも上がってくるんですかね。一回契約書を見てみたい。よしもとなので、そこらへん、曖昧にされる可能性はありますけど」とコメント。「今回、『チャリ走』(の売上)しだい、よしもとしだいで、ドーンと来る可能性はあります」とヒットに期待を寄せると、おばらよしおも「ニヤニヤしていたら何か来たと思ってください」と嬉しそうな表情を見せた。
また、一部スポーツ紙などで今年リズムネタでのブレイクを期待されるユニットの筆頭に挙げられたことについても感想を求められたが、「僕らはダンサーでございますので、ダンサーとしての仕事を全うするだけ」と謙虚な発言。「ブレイクの兆しとかはないですよ。芸歴も15年目。『今年こそ』という感じでなく、二人で今まで通り楽しいことをやっていきたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)