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新日本プロレス 3・30東京・後楽園ホール大会のIWGPヘビー級王者・中邑真輔VSNJC覇者・棚橋弘至のタイトルマッチを永田裕志、菅林直樹社長がぶった斬る

 いよいよあす30日の新日本プロレス東京・後楽園ホール大会で行われるIWGPヘビー級王者・中邑真輔VS春のG1覇者・棚橋弘至のタイトルマッチ。団体を背負う2大エースが前回の東京ドーム決戦からわずか3カ月足らずで再びあいまみえることになったが、果たしてこの一戦にはどんな結末が待っているのか。決戦を目前に控え、本紙コラムでお馴染み“ミスターIWGP”永田裕志と菅林直樹社長の両氏が、それぞれIWGPライバル対決の展望、勝敗を分けるポイントなどを、ズバリぶった斬った。

 −−棚橋選手のニュージャパンカップ(NJC)優勝で30日にIWGPヘビー級王者・中邑選手とのチャンピオンシップが決まった。
 菅林 思い返せば棚橋VS中邑のタイトルマッチは今年1月4日の東京ドーム大会でも同一カードが行われました。そのときはチャンピオンの棚橋選手に中邑選手が挑戦する構図でしたが、今回は立場が逆。互いにライバル心むき出しなだけに、激しい闘いとなりそうですね。

 −−現時点ではどちらに分があるか?
 永田 勢いは断然棚橋だよな。棚橋は今年のニュージャパンカップを通じてスタミナ、そしてなにより攻撃を受ける耐久がついたように思える。まあ、今シリーズは耐久があることで、試合に余裕ってものが生まれてる。そういう部分で、例え棚橋は自分の試合が作れなくても、勝ちが見込める闘いをできるようになったと思う。

 −−チャンピオンはどうか?
 永田 やっぱり中邑はまだ良いときと悪いときのムラがあるように思える。23日の千葉大会でレジェンドとやった試合を間近でみたけど、あの日はIWGPのチャンピオンがやる試合って感じはしなかった。相手がレジェンドだったってこともあっただろうけど、チャンピオンにはどんな試合にもグレードってものが求められるからね。

 −−では圧倒的に棚橋優勢ということか?
 永田 ただ、個人的に中邑には頑張ってもらいたい。というのも、ニュージャパンカップを優勝した後に全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに出る棚橋は「IWGPベルトを手土産に…」ってコメントしてて、オレにはあれがIWGPベルトを軽視してるように感じた。オレがチャンピオンだったらあの発言は許さないし、正直気に入らない。あれに中邑は怒るべきだ。

 −−社長はどう見るか?
 菅林 ニュージャパンカップでは正攻法で後藤洋央紀を、泥試合でも真壁を、さらに決勝でパワーファイターのバーナードをそれぞれ巧みなインサイドワークでねじ伏せてきたNJC覇者の棚橋。かたや1・4では棚橋を雪崩式ランドスライドで、さらにはIWGP統一戦ではアングルを飛びつき腕十字でタップさせるなど、技に抜群のキレと威力を持つ現チャンピオン中邑。現状まったくの五分といったところですので、どっちが勝ってもおかしくないでしょう。

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