三沢は森嶋猛を、ジョーは高山善廣をパートナーに激突した両雄は激しい火花を散らしたが、終盤、三沢がジョーの130kgの怪物の猛攻にさらされ、最後は自身の必殺技でもあるエメラルドフロウジョンでまさかの撃沈。三沢はダメージの大きさを物語るようにノーコメントで姿を消した。
一方、ジョーは「オレはこのリングに遊びに来たわけじゃない。ノアを破壊しに来たんだ。タイトルはオレのものだ。三沢からベルトを必ず奪う」と意気揚々。勝利の雄たけびをとどろかせた。
最初で最後、初激突となる前哨戦で明暗をくっきり分けた王者と挑戦者。ジョーの勢いに飲まれた格好の王者・三沢は王座防衛に黄色信号が灯った。