さる6月5日、後藤の夫・A氏が、妻である後藤と不倫関係を持ったB氏に330万円の損害賠償を請求していた裁判が結審。和解が成立していたことが分かった。和解の条件はなんと「互いに金銭的な要求をしない」。約半年におよぶドロ沼裁判は、まさに双方を傷つけ合うだけとなった。その背景には、不倫騒動でママタレとして仕事を失った後藤のために、事務所が夫に訴えを取り下げるよう説得していたと言われている。
思えば、後藤の人生は波瀾の連続だった。悲劇の始まりは11歳のとき。父親が妻・時子さんと子ども4人で栃木の山を登山していた時、目の前で滑落し死亡したのだ。その後、後藤がモーニング娘。でブレーク。数千万円ともいわれる建築費用を彼女が全額負担し、実家を現在の3階建てに建て替えたという。さらに、後藤の一つ違いの弟・祐樹もユウキの芸名でダンスボーカルユニット『EE JUMP』から芸能界デビュー。一家は明るさを取り戻したかに見えたのだが……。
「このユウキは、のちに女性マネージャーに暴力を加えたり、さらに未成年でありながらキャバクラで飲酒するなど不祥事がたたり、芸能界から追放されます。そして、一般人となった彼はその後、建設工事現場に不法侵入して銅線を盗んだり、強盗傷害容疑で逮捕されるなど犯罪者に。こうした心労が重なったのか、母の時子さんが2010年に自宅3階から転落し、路上で血を流して倒れているのを後藤が発見しています(その後死亡が確認)」(芸能ライター)
そんな悲しみを乗り越え、ようやく去年あたりから数々の番組にも出演するようになったゴマキ。だが結局、今回の件で自ら墓穴を掘ってしまった。彼女は周囲に「イチから出直したい」と話しているそうだが、その未来はあまりにも厳しい。