ゆりやんは、R-1ぐらんぷりで三年連続決勝進出し、NHK上方漫才コンテストでも優勝した若手有望株だが、関西大学卒と高学歴。15年春には、ある番組の企画で米ニューヨークに三か月間住み、そこでも英語力を発揮していたほどだった。
同誌によると、ゆりやんはある先輩女芸人に頼まれて、ある格安航空会社(LCC)のCA(客室乗務員)採用試験を替え玉受験。
その芸人はOLから芸人に転身したがなかなか売れず、話題づくりにCAを目指すことを思い立ったのだとか。ただし、筆記試験に自信がなく、知人から「賢い人に受けてもらったら」とアドバイスされ、ゆりやんに英語の替え玉受験を依頼。
英語や数学の筆記は、自宅などのパソコンでウェブテスト。そのため、ネットカフェでテストを受けるその芸人に横でアドバイスしたことを、ゆりやんは同誌の直撃に対して認めていた。ちなみに、その芸人は今年3月に内定を得ていたが、辞退しているという。
各紙によると、イベントに集まった報道陣に対しゆりやんは、「すみません、いろいろ」と謝罪。「知らなかった? そうなんです。一緒にちょっと横で見といてと言われて」と釈明。まったく悪意がなかったことを強調したという。
「かつてのなべやかんのように、試験会場での受験を依頼した替え玉ならアウト。しかし、ゆりやんの場合、本人にまったく罪悪感のないうちに替え玉にされてしまった。ゆりやんが売れなければ表沙汰になることはなかっただろう」(テレビ関係者)
一部スポーツ紙の報道によると、ゆりやんが替え玉受験したLCCはウェブ試験の結果について、あくまで2次面接の参考資料なのだとか。
今後の仕事にまったく悪影響はなさそうだ。