鶴瓶は息子との初共演に「なるべく避けてたんですけど、絶対嫌だったんですけど…。何でこんなことになってもうたんやろ!? まぁ仕方ないですね」と照れくさそうだった。
太郎は3年前にヤマキのCMで鶴瓶と共演していた時には、まだまだ知名度は低かった。鶴瓶は「全て『半沢直樹』が悪いんです。それとNHKの『カーネーション』。あれからアカンなと思いました。足音が聞こえて来てたんですよ」と息子の勢いに驚嘆。太郎は2013年に大ヒットしたTBSドラマ「半沢直樹」に出演し、一躍有名俳優の仲間入りを果たしている。
2人が共演している新CMは3日から全国放映。CMは2人のやり取りが見所で、司会者から絶妙な掛け合いを褒められた鶴瓶は「それは他の役者さんとも僕は、間がいいからできますよ」と鼻高々。太郎から「大御所ですから」とイジられると、鶴瓶は「やかましいわ」と鋭いツッコミを見せ、報道陣を笑わせた。また、太郎が白出しを使ったオリジナル親子丼を調理している際に、鶴瓶は横から口を挟むが、太郎から「今やるがな!」と一喝されてしまう場面も。鶴瓶は「こんな若造に怒られたのはじめてや」とタジタジだったが、駿河親子の漫談は冴え渡っていた。
最後に太郎が「ヤマキの白出しのように良い味を出していける役者(自分)と落語家(鶴瓶)になろうと思いますので、宜しくお願いします」と噺家の息子らしくオチを付けて締めくくった。
ちなみに鶴瓶は世間が大フィーバーしている時に「半沢直樹」を見ていなかったことも明かした。