スズキは1月放送の同番組で、会社員の男性から300万円を借りたものの、4年以上返済をしていない事実を告発された。さらに、高速道路で地方へ向かい男性から440万円を借り、その後はパチンコや後輩芸人と飲みに行くなど、遊び呆ける姿が捕らえられていた。1月の放送では、坂上忍が直撃するも「弁護士を通してくれ」の一点張りであった。 放送後から、ネット上でこの芸人が誰であるかに推測が集まり、元タカダ・コーポレーションのおやき(現・電撃ネットワークJr.のペリカン)ではないかと言われてきた。ただ、番組では名前は伏せられている。
今回の放送では、スズキのその後が放送され、働いているバーでは客に「犯罪者一歩手前みたいな扱いでテレビに出た」「一番嫌いな芸能人は坂上忍」と笑い話を披露する様が放送された。さらに、地方の借金の相手は実父で、すでに2000万円以上を貸しているとわかった。このほか、元相方からも借金をしていた。スズキの手口は「このままでは殺される」といった泣き落としで迫り、金を借りると「返す気はある」と言いつつ、実際は知らぬ存ぜぬといったものである。これを受け、ネット上では「マジでクズすぎる」「バーで笑い話にしているのがすごい」と、悪い意味での根性の太さに非難が殺到した。
番組では、再びスズキを直撃。「(被害者に)普通に謝ることはできます。俺が悪いんで」と平身低頭ながら、坂上から「俺のこと嫌いなんだろ」と詰められると、「ネタですって」とのらりくらりとかわす様が流れた。さらに、借金は本当にお金に困っていたのではなく、遊ぶ金欲しさの口実であったとも暗に認めた。被害者男性と弁護士と対面し、300万円の借金は月々3万円の返済をすることでまとまる。これには「100回ローンって返し終わるのに10年近くはかかるぞ」「奨学金じゃないんだから」「月30〜40万円稼いでいて3万円って少なすぎね?」とツッコミが殺到した。最初の返済日となる6月1日に返済はされていたが、被害者男性は「お金は入りましたけど信用はないです」と切り捨てた。
すでに被害者男性は刑事告訴も検討しており、番組に出演していた住田裕子弁護士も「詐欺罪にあたると思う」とコメント。ネットの反応を見る限り、スズキは法の裁きを受けるべきかもしれない。