16歳の頃からカールを知るダイアン、頻繁にカールにアドバイスを求めに行くと話す。
「私は若い頃に少しだけ『シャネル』のモデルをやっていたこともあり、カールのことは16歳の時から知っているの。私が女優を始めた時には『シャネル』が洋服を貸してくれたし、カンヌ映画祭での『トロイ』のプレミアでは、カールが私のためにオートク・チュールのドレスをデザインしてくれたわ。そのスケッチをまだ持っているわよ。私は彼のことを先生だと思っているの」
ダイアンはデザイナーブランドが大好きだが、役柄のためには完璧さを捨てることもひるまないらしく、リーアム・ニーソンと共演した新作映画『アンノウン』で強い女を演じるチャンスを楽しんだとゴッサム誌にコメントした。
「今回はかなり強い女を演じているのよ。この作品はすごくアクション満載でね。リーアム・ニーソンとその辺を駆け回っているしね。彼はとにかく背が高くて貫禄があるから、隣に立っていると私が子供みたいな気分になったわ。彼の存在感はものすごいの。とにかくスクリーン映えのする人ね」
またダイアンは以前よりタフな役を依頼されるようになったことを喜んで、それがクエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』で演じた役柄のおかげだと語る。
「『イングロリアス・バスターズ』前は、私はただの若い新人のヨーロッパ出身女優としか見られていなかったわ。でも今はすごく興味深いプロジェクトが舞い込んでくるようになったし、この作品もそうでしょ。とても誇りに思っているし、これって私にとってラブ・プロジェクトね」
ダイアン・クルーガーとリーアム・ニーソンが共演する新作映画『アンノウン』は、来月18日から全米公開。日本での公開は未定。