ジャニー喜多川氏の後継者として、最有力候補だったのは少年隊の東山紀之であった。稀代の二枚目だけに、女優の内山理名や一般女性などと恋の噂もあったが、当初のプランとしては、東山がジャニー喜多川の姪・藤島ジェリー景子(藤島メリーさんの娘)女史と結婚し、ジャニーズ帝国を継承するのではないかと噂されていた。TOKIOを売り出した凄腕プロデューサーである藤島ジェリー景子女史と、芸能界で人望の厚い東山紀之が結婚すれば、ジャニーズ事務所は安泰かと思われたが、結果として東山紀之は、木村佳乃との結婚に進みつつある。
この流れを受け、近藤真彦の評価がジャニーズ事務所の中でうなぎ上りうなぎ上りである。本来新社長レースでは、東山の後塵を拝していたが、デビュー30周年ということもあり、木村拓哉ら後輩からの人望も厚いことから、新社長・近藤真彦待望論が芸能界で起きているのだ。
あくまで噂だが、新社長・近藤真彦のもと、東山紀之は専務あるいは常務に就任、藤島ジェリー景子女史、SMAPのIマネージャーが取締役として周囲を固めるという鉄壁の布陣が敷かれるともいわれている。Iマネージャーに関しては独立の噂が絶えないが、SMAP人気が凋落した現在、ジャニーズ事務所に留まるのが、得策と判断した可能性はある。参議院選挙後、鳩山内閣の改造が噂されているが、ジャニーズ経営陣の若返りも今後目が離せない。