search
とじる
トップ > スポーツ > どうなる亀田の今後。残留か移籍か、あるいは引退か。再生の条件は史郎氏排除!?

どうなる亀田の今後。残留か移籍か、あるいは引退か。再生の条件は史郎氏排除!?

 前代未聞の反則ファイトで亀田ファミリーが“瀕死”の状態だ。日本ボクシングコミッション(JBC)による処分が下り、不評ながらも一応の謝罪会見を済ませた今、注目はお騒がせ一家の今後に移ってきたと見ていいだろう。所属する協栄ジムによる解雇の可能性も浮上する中、長男の興毅や二男の大毅は果たして再生できるのか、それとも引退なのか…。本紙取材班が行方を占った。
 最も穏便な再生方法が「協栄ジム残留プラン」。現在所属する協栄で真面目にやり直し、礼儀正しいニュー亀田となって復帰するやり方だ。
 これは、東日本ボクシング協会の「今後、大毅と興毅の両選手は(今まで練習していた自宅道場ではなく)協栄ジムで練習し、同ジムがしっかり管理・監督する」という指導内容とも一致。最も堅実な手法でもある。
 ならば協栄でおとなしく練習したらいいではないか、というのは常識人の考え。世間の常識は亀田家の非常識なのだ。
 協栄ジムに近い関係者は次のように話す。「家族が金平会長の言うことを全面的に聞き入れれば再生は可能。でも、あのオヤジは人の言うことになんてまったく耳を貸さないからね。今まで亀田家をまったくコントロールできなかった金平会長が今さら道場を閉鎖しろと言っても、素直に従うとは思えない」
 ここで話が決裂するようだと解雇も十分にある。ならば独立かと言えば、史郎氏がライセンスの無期限停止処分を受けいる状態では絶対に無理。引退がにわかに現実味を帯びるのだ。
 では移籍なのか。某ジムの会長に聞いてみると「あんな連中を引き受けるジムなんて日本中どこにもない」と即断言。さらには「さんざん稼いだんだからとっとと引退しろ!」と勝手に引退勧告をする始末だ。

 しかし、ボクシングがビジネスである以上、感情論だけで話は進まない。別のジムの関係者は次のように分析した。「もし協栄ジムを解雇になれば、必ず引き受け先はあると思う。あれだけ知名度があるんだから、まだたっぷり稼げる」
 確かに大毅や興毅が再起するとなれば、注目度は世界タイトルマッチどころではない。ただし、いくら稼げるとはいえ、あの言動や反則行為は大きなネックだ。そこで移籍にはある「絶対条件」が不可欠になるという。
 前出の関係者が言葉に力を込めた。「条件は一つ。オヤジがボクシングに一切口を出さないこと。諸悪の根源はオヤジだから。もしその約束できれば引き受け手はいくらでもある。できなければどうにもならない。金や指導方法でモメるのは目に見えているからね」
 興毅や大毅は素直な子だとの評判だし、若いからいくらでもやり直しはきく。それに比べて父親は救いようがない、というのが関係者の一致した意見のようだ。
 いずれにしてもキーマンは史郎氏。今週中にも金平会長とのトップ会談が実現すると言われているが、果たしてどのような結果に終わるのか。まだまだ亀田騒動から目が離せそうにない。

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ