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スターらしい対応ができなかった中山美穂

 夫で作家でミュージシャンの辻仁成との離婚騒動で渦中の、女優の中山美穂が10日、滞在中の仏・パリから東京・羽田空港に帰国し集まった報道陣にブチ切れたことを各スポーツ紙が報じている。

 辻との離婚騒動勃発後、中山が報道陣の前に姿を見せるのは初めてだが、各紙によると、中山はドラマの撮影のために帰国。午後4時すぎ、飛行機から降り立った中山は、大勢の報道陣が集まり一斉にカメラのフラッシュがたかれる中、表情をこわばらせ、足早に歩を進め、報道陣から「離婚の話し合いは進んでいるか」「辻の“中性化”が離婚の原因か」などと質問が飛んだが、表情を変えずにノーコメント。ただ、「辻氏と会う予定はありますか」との質問が飛ぶと、この時は「はい。あります」と短く返答。

 その後、到着ロビーでカメラマンから至近距離で撮影されると、エスカレーターに乗り込む際、カメラマンをにらみつけるように振り返り「やめてもらえますか!」とブチ切れたという。空港を後にすると自身のツイッターで「この国は平和なんだにゃ〜」と、つぶやいたというから、取材攻勢に辟易したようだ。

 「しばらく取材攻勢にさらされていなかったので、本気でパニックに陥りブチ切れてしまったようです。以前、仕事がたくさんある時ならば報道陣のあしらい方も慣れたものだったが、もはやスターらしい対応ができなくなってしまったのかもしれませんね」(芸能記者)

 一方、この日、辻は脚本・演出をつとめる、自身の芥川賞受賞作を舞台化した「海峡の光」の公開リハーサルだったが、報道陣の前に姿を見せなかったという。

 「中山の帰国は辻関連の取材がある日にわざとぶつけた。そうすることによって中山自身が注目を浴びる効果を狙ったもの」(同)というものの、報道陣への対応がイマイチだったが、日本滞在中に辻との話し合いで離婚に向けた進展はあるのだろうか。

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