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ボクシング 最強王者戦に本望陣営弱気

 ボクシングのトリプル世界戦(5・3有明コロシアム)で、WBA世界スーパーフェザー級王者、エドウィン・バレロ(ベネズエラ=帝拳)に挑む本望信人(角海老宝石)が24日、都内のジムで練習を公開した。
 抜群のテクニックで日本と東洋太平洋のタイトルを獲得し、国内では「敵なし状態」の本望だが、今回ばかりは相手が悪い。V2戦を迎えるバレロは18連続1回KO勝利の世界記録を持つ化け物だ。会見した本望は「対策は十分練った」と頼もしく言い切ったが、陣営の表情はやはり冴えなかった。
 角海老宝石ジムの鈴木真吾会長は「あんな強いチャンピオンを僕は今まで見たことがない。本当にすごいです!」と対戦相手を大絶賛。田中栄民トレーナーは「バレロの弱点?彼だって生身の人間だということ。はっきりいってこれが唯一の欠点。勝てる確率?消費税くらいかなあ…」と苦笑いを浮かべる始末。

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