会場には山城さんの代表作「白馬童子」の写真と、40周年記念のパーティー用に撮影された、ガッツいわく「いつものようにすかしていた」写真が飾られた。献花、献杯が行われた後、友人らが写真に向かって思い出を語った。
「偲ぶ会」を準備した梅宮辰夫が「楽しくしたい」とあいさつしたことから、献杯の後には異例の拍手が起こったという。参加者はみんな、拍手に戸惑いながらも楽しむことで山城さんが喜んでくれると考え、「偲ぶ会」を楽しんだと口をそろえた。
和田は「ちょいワルで素敵な兄ちゃん。上海ガニが好きだったから、(偲ぶ会で)食べられるのかと思ったら、検疫に引っかかってタラバガニに。新伍ちゃん、怒ると思いますよ」と笑った。さらに「玄関でキスしても誰も撮らないから、写真週刊誌に電話したら、忙しいからと怒られた」と故人との思い出を語った。
役者として、常にライバルだった長門は「天界の空気が汚れんじゃないか。冥福なんか祈りたくないね。でもさみしいな」としんみり。