昨年に続き、大晦日版の『孤独のグルメ』は番組の一部を生放送として放送。昨年は、成田山新勝寺から年越しそばを「生放送」で食べ納め、視聴者たちの度肝を抜いた。
今年も「一部生放送は実施する」と公言されており、ファンから大きな注目を集めている『孤独のグルメ』だが、一部ファンの噂によると、松重が主演する『孤独のグルメ』は今年の大晦日スペシャルをもって一旦終了となるのではないか、との噂がファン達の間で囁かれている。
その理由は、松重および原作者・久住昌之の『孤独のグルメ』へのモチベーション低下が背景にあるのではないか、と噂されている。
松重は『孤独のグルメ』に対し、記者会見で「なんでこんなドラマが人気なのか全く理解できない」、「できれば演りたくない仕事」と記者会見で腐すような発言を行っており、体力的にハードな撮影にも関わらず、テレビ東京の深夜という時間帯ゆえにギャラは格安となっており、バチバチのギャラ交渉が毎年行われているという。
さらに、今年4月にはドラマのワンコーナー「ふらっとQUSUMI」に出演している原作者の久住が「孤独のグルメの最後のコーナー、いらないような気がずっとしてる。あるいは、ボクでない誰か若い人、できたら地味だけどセンスのいい若い女の人とかがやった方がいいと思う」と出演を降板する構えを見せていた(後に撤回)ことが大きな話題となったほか、原作漫画も作画を担当していた谷口ジロー氏が2017年に急逝したため、「もう新作は作れない」と『孤独のグルメ』そのものへのモチベーションが低下しているのではないかとされている。
そのため、現行の松重・久住体制の『孤独のグルメ』は今回放送の大晦日スペシャルをもって一旦終了。2019年は主演および番組のワンコーナーの大規模なキャスト変更があるのではないかと噂されているのだ。
むろん、今や『孤独のグルメ』は国内のみならず国外でも高い人気を誇ってる人気コンテンツ。松重もドラマ出演自体のギャラは安いものの、ドラマの効果で胃薬や食べ物などのCM出演オファーが急増しているほか、原作者・久住もドラマが大ヒットしたことにより、グルメ漫画原作の仕事が多く舞い込んだほか、本人出演イベントも大きな人気となっている。
その点を考えると、ふたりの『孤独のグルメ』に対するあまりにネガティブすぎる発言は、ある種の照れも含めた「謙遜」とも取れるが、果たして……