各紙によると、同作は帝劇作品で初めて、全キャストがジャニーズJr.で構成される。
「神宮寺勇太、永瀬廉、福岡・博多座で史上最年少座長を務めた平野紫耀ら人気Jr.が勢ぞろいなのでチケットの入手がかなり困難になりそう。とはいえ、今の流れだと、人気Jr.を集めて結成したグループでCDを出すという流れにはならない。というのも、ジャニー氏はすでにCDビジネスに見切りをつけ、それに注ぐエネルギーをショービジネスの演出に注ぎ海外にも出せるようなレベルの高いものを作り上げようとしている」(テレビ関係者)
同日、ジャニー氏は会場でJr.たちを見守っていたというが、先ごろ、各スポーツ紙の取材を受けた際には死亡説が流れたことを自らネタにしたうえで、「2020年に東京五輪もある。死にませんよ、絶対!」と笑い飛ばしていたという。
「すでにジャニー氏の頭の中は、東京五輪の開会式で自ら手塩にかけて育て上げたJr.たちのパフォーマンスを成功させることでいっぱい。それを成功させることができれば、一躍ジャニーズの名前は世界中に知れ渡ることになる」(同)
その反面、事務所の幹部は大きな不安を抱えているというのだ。
「死亡説を笑い飛ばしたものの、いまだに喜多川氏の健康面には不安がある。東京五輪でのパフォーマンスが決まった場合、もし、途中でジャニー氏が健康を害した場合、その後を継いで陣頭指揮を執れる人材が誰もいない。となると、中途半端なパフォーマンスに終わってしまう」(芸能記者)
まだ誰が開会式でパフォーマンスするかは未定だが、ジャニー氏の脳内にはすでに“完成図”が描かれているかもしれない。
※写真・「ジャニーズ YOU&ME アイランド」が上演される東京・帝国劇場