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IGF 猪木VS田村の場外乱闘がぼっ発

 IGFの第2弾興行(8日、愛知・日本ガイシホール)に出場する“赤いパンツの頑固者”田村潔司が5日、同団体のアントニオ猪木社長とルールをめぐり衝突した。猪木から「マニア」呼ばわりされ「こだわりです」と猛反発。両者の間に新たな遺恨が生じた。
 猪木と田村が論戦だ。
 怪物モンターニャ・シウバとの対決を3日前に控え、都内のジムで練習を公開した田村。身長225cmの規格外ファイターと対峙するが「試合が始まらないと正直わからない」「奇策も考えないと…」などといまだノープランのようで「とりあえず蹴っていくしかない」と闇雲にローキックを蹴り込んだ。
 とはいえ、不安は一切ない。田村には相手が誰であろうと「とにかく緊張感のあるUスタイルの試合をやればお客さんを引きつけられる」という自負があるから。だが、この日猪木からそのポリシーに水を刺されてしまったのだ。

 あくまでUスタイルルールを主張する田村に対し、同日に帰国会見した猪木から「いずれ彼らも気付くだろうけど、こだわるのはマニアックな世界ではいい、けど大観衆を集めるのが器量だよと」とあらぬ苦言を呈された。そもそも田村はUスタイルでのルールがIGF参戦条件だっただけに、猪木から“トンデモ注文”をつけられた格好といっていい。
 まさかの「マニア」呼ばわりされた赤いパンツの頑固者だったが、黙ってはいなかった。すかさず田村は「猪木さんには猪木さんで考えがあるかもしれませんが、ボクは猪木さんが引っ張ってきたお客さんをいかにUスタイルに引き付けるか、だと思ってますから。頑固者といわれるかもしれませんが、それがボクのこだわりです」とピシャリ。リング外での猪木との闘いに徹底抗戦の構えをみせた。
 ルールをめぐって猪木と田村の間に生じてしまった新たな火種。「猪木さんの方向性と僕のやってる試合の方向性が違えばない話なので」とまで断言する田村をたきつけてしまったことで、この先IGFはどうなってしまうのだろうか。

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