永田は船木に敗れはしたが諏訪魔、大森を下し8点を上げAブロック1位となった。またBブロックの真田は最終戦で鈴木みのるを投げ捨てジャーマンで破る大金星を上げ優勝決定戦にコマを進めた。
試合は永田が終始優位に進み、真田も若さあふれるドロップキック、回転足折り固めなどで反撃し白熱した攻防となった。しかし最後は永田が狙いすました右ハイキックからのバックドロップホールドで22分44秒、真田を下しチャンピオン・カーニバルを初制覇した。
試合後永田は超満員の観客席からのナガタコールに応え、「これで全日本プロレス完全制覇だ!」と吠えた。すると諏訪魔が登場「おれの三冠ベルトで、もう一度勝負だ」と要求すると永田は「よしお前の挑戦受けてやる」と答えた。両者の三冠ベルトを賭けた戦いが確定した。
チャンピオン・カーニバル優勝決定戦時間無制限1本勝負
○永田裕志(22分44秒)●真田聖夜
(アミーゴ・タケ)