『24時間テレビ』のパーソナリティーは毎年春先に発表されるのが通例である。半年以上前の発表は異例ともいえるが、背景には何があるのだろうか。
「『24時間テレビ』におけるジャニーズタレントのパーソナリティーは欠かせない存在といえます。発表前倒しとなったのは、やはりセクゾの知名度があげられるでしょう。どうしても嵐やHey! Say! JUMPといった先輩グループに比べて知名度が低いため、時間をかけて日テレ内の番組で知名度をあげていきたい思いがありそうです」(放送作家)
この1月からは、TOKIOの国分太一に代わり、セクゾの中島健人が『ぐるナイ』の「ゴチになります」に加入している。これも中島を、メンバー内におけるバラエティ担当枠として売り出したいのだろう。何より今年の『24時間テレビ』は絶対に失敗できない年でもある。
「昨年の『24時間テレビ』は、嵐の櫻井翔、KAT-TUNの亀梨和也、NEWSの小山慶一郎が連名でパーソナリティーを務めましたが、実際はデビュー20周年のKinKi Kidsにオファーしたかったようで、叶いませんでした。さらに、マラソンランナーも、直前発表という形を取ったものの、ブルゾンちえみという無難な線に落ち着いてしまいました。直前まで状況が二転三転してしまったため、今年は早めに枠を固めて動き出したいのでしょう」(前出・同)
『24時間テレビ』本番に向けてセクゾの猛アピールを始めるであろう、日本テレビの姿勢は吉と出るか凶と出るか。結果を追って待ちたい。