アイドルの電撃卒業といえば、ももいろクローバーZの有安杏果が、グループ卒業と芸能界引退を発表したばかりだ。同級生が大学を卒業する22歳がひとつの境目となっているのは確かなようだ。
「やはり、当人たちにとっても、アイドル活動はいくつになってもできる仕事ではないという意識はあるのでしょう。その先のビジョンがある場合に、22歳は一つのタイミングとして良いのかもしれません。例えば、現在は女優として活躍する満島ひかりは、もともとアイドルグループの『Folder5』で活躍していましたが、その後女優に転身します。しかし、24歳で出演した園子温の『愛のむきだし』で注目されるまではマイナーな存在でした。永作博美、篠原涼子、仲間由紀恵、菅野美穂など元アイドルの女優は多いですが、すぐに芽が出るわけではありません。いわば女優としての修行期間が必要なのです」(芸能ライター)
さらに、22歳は、さらなるステップアップとともに、女性ならば恋愛や結婚を意識する年齢でもある。
「もちろん、はっきりと決まっているわけではありませんが、アイドルグループは恋愛禁止が不文律です。熱愛報道が出たならばスキャンダルとして扱われてしまう。場合によってはグループの脱退などの制裁も受けますので、そうした影響力を最初からかわそうとする目的もあるのではないでしょうか」(前出・同)
何はともあれ、生駒のあらたな門出を祝福したい。