しかし、そんなケンコバが、めずらしく焦った。関東エリアでは19日に放映された、千原ジュニアとのフリートークバラエティ『にけつッ!!』でのひとコマ。「彼女のパンティをこっそりはくんが、好きなんです」と、彼女がいた時代の趣味をカミングアウトしたのだ。
いわく、彼女が入浴中、脱衣所に脱ぎ捨てられた小さなパンティをはき、その格好のままで待っていた。あくまでも、彼氏・彼女のあいだで流行した、ユーモアたっぷりの“プレイ”。エロより笑いに特化したワンシーンのはずだった。ところが、それを聞いた観覧客は、ドン引き。「はいた瞬間、ちょっとビンビンになった」という余計な本音を加えると、女性客とジュニアは、さらに引いた。
ケンコバ的には、小さなパンティの伸縮性に感嘆。「なにしてんのよぉ!」と笑いながらも恥ずかしがる彼女に感激という、ふたつのおいしさを味わえる悪ふざけだった。公にしたところで、いつものケンコバジョークと、誰もが笑い飛ばしてくれると思っていた。なのに…。
怪訝な顔をした客、ジュニアを前にして、「うそ、うそ、うそ〜!」と膝から崩れ落ちたケンコバ。現在、彼女なし。今年で、四十路。芸人イチのモテ男は、受難を脱することができるのだろうか。(伊藤由華)