ヘミングウェイといえば、言わずと知れた20世紀を代表するアメリカの小説家。『老人と海』『誰がために鐘は鳴る』など代表作は世界的人気を誇り、地位も名声も手に入れた成功者である。彼は実生活でも華やかな人生を送っていた。4度の結婚に加えて、数々の女性とのスキャンダル。有名人でお金持ち、さらには顔もハンサムということもあって、超モテモテだったのである。
そんな彼が生涯悩み続けたのが、自分のイチモツが小さいこと。そう、頑強なイメージのヘミングウェイだが、“粗チン”だったのだ。彼の友人によると、“息子サイズ”は2〜3センチ。これは、小学生低学年ぐらいの男の子と同じサイズなのだそうだ。ち、小さい…。
多くの心理学者は、「ヘミングウェイのハードボイルドな作風は、大きな男性性(大きな男根)に対する憧れ」だと分析している。心理学的に人間は、コンプレックスを抑圧しようとすると、その反動で何らかが噴出する生き物だといわれる。つまりヘミングウェイの場合は、短小コンプレックスが小説として噴き出したのだ。言うなれば“粗チン”のおかげで、小説家として大成功を収められたのである。“粗チン”バンザイ!
人はコンプレックスを持っている方が頑張れる。“粗チン”でも、モテる人はモテる。ヘミングウェイは、大事なことを我々に教えてくれたのだ。