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2世カップル離婚の背景で母親同士のバトル勃発

 一部で離婚協議中であることが報じられていた俳優・仁科克基と女優・多岐川華子が22日、連名ファクスで離婚届を提出したことを発表し離婚が成立したことを各スポーツ紙が報じている。

 2人はファクスで「今後はそれぞれの道を歩むことになりましたが、二人で話し合って出した結論です。どうか温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます」と報告。

 昨年1月に入籍し、仁科は離婚した俳優・松方弘樹と女優・仁科亜季子の長男、多岐川は女優・多岐川裕美の長女で大物2世カップルとして注目されていたが、今年7月に多岐川が実家に戻り別居。その後、双方が弁護士を立てて離婚協議中だったが、水面下では双方の母親のバトルが勃発していたようだ。

 「多岐川の母・裕美は『取れるものは取れ』と慰謝料を要求することを華子に力説し、華子サイドはそれなりの額を要求していた。一方、仁科の母・亜季子は『こちらは何も悪いことをしていないから、一銭も払う必要はない』と克基に言い聞かせていたため、双方の主張は平行線をたどりなかなか離婚に至らなかった」(芸能記者)

 しかし、今月発売の女性誌で、夫婦が半分ずつ所有権を持つ35年ローンで購入した1億円の一戸建てが仁科側の固定資産税の滞納により、東京都から仁科所有分の土地と建物が差し押さえられたのが報じられ、仁科は14日に放送されたテレビ番組で「デタラメです」と否定。しかし、最近の仕事といえば舞台出演ぐらいでそれほど稼げていないことから、「多岐川サイドもまとまった慰謝料をもらうことが難しいと判断し引き下がった。問題の一戸建にどちらが住むのかが気になるところ」(同)。

 もともと芸能人としては一流と言いがたい2人だっただけに、離婚したところで仕事が増えることはなさそうだ。

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