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シネマレビュー「愛を読むひと」

6月19日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
配給/ショウゲート

 1958年、ドイツ。15歳のマイケルは、具合の悪いところを助けてくれた、21歳年上のハンナと恋におちる。マイケルは毎日のようにハンナの部屋に通い、二人は激しく求め合った。やがてハンナは彼に本の朗読を頼み、それが二人の愛し合う前の儀式となる。マイケルは初めての大人の恋にのめりこんでいくが、ある日突然、ハンナは姿を消してしまう。

 衝撃的な内容の映画だ。始まってしばらくは官能映画。途中からは女性の方が戦時中に犯した罪で裁かれ、それを償う姿を描いている。
 見終わってからもなかなか頭から離れない。なぜなら、ハンナ・シュミッツの人生は、彼女の決断次第ではだいぶ違うものになっただろうと見た者に思わせるようにできているからだ。
 ハンナというとても演じがいのある役を演じたケイト・ウィンスレットは、アカデミー賞主演女優賞を受賞。ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」が原作。監督はスティーヴン・ダルドリー。

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