天皇賞・秋を制したウオッカは激闘から中2週にもかかわらず、栗東坂路で800メートル51秒3→37秒7→12秒7を一杯にマーク。弾むようなフットワークは健在で、依然として好気配を保っている。
メイショウサムソンは坂路を1本上がった後、DWコースに入り6F79秒4、上がり3F37秒8→12秒4の好時計。先週に落馬している武豊騎手は打撲のため乗らなかったが、道中は鞍上が抑えられないほどの気合乗りでファンドリコンドルにアタマ差先着した。
菊花賞馬のオウケンブルースリは坂路800メートル51秒3→39秒3→13秒4。ストライドの大きな走法で上々の気配を示した。
マツリダゴッホは蛯名騎手を背に北Cコースで追われ、7F94秒5、上がり3F37秒0→11秒7(G仕掛け)。ゴール前の見せムチに多少ヨレ加減だったが、動きそのものはパワフル。順調な仕上がり具合をアピールした。
(写真=メイショウサムソン(手前)は併せ馬で好時計をマーク=19日、栗東トレセン)