小学館の携帯電話向け漫画サイトで配信されている同名作品の映画化となる本作。主役である生野えみる役を演じた池田ショコラは、「えみるは独特の雰囲気を持っているので、えみるにしか出せないオーラを出せればなと演じました」とコメント。今回の映画では、下着姿も披露しているとのことで、「グラビア以外で下着姿になったことなかったので、緊張しました。(下着シーンでは篤海が)気を使ってくれて、最初から任せて頼ってしまいました」と振り返った。
壁に開いた穴を覗いてしまい、えみるに振り回されることになる主人公の城戸龍彦を演じた篤海は、撮影の感想について、「(撮影では)何も見えない壁に何時間も張り付いていて、下着姿を想像してハアハアしているのが大変だったです(笑)」と苦笑。なぜか女の子からモテまくるおいしい役どころであることについては、「モテモテで上手くいくといいんですが、(劇中では)ほとんどハニートラップみたいなものですからね(笑)。感情移入すると結構つらいです」と話した。その、ハニートラップにかかりまくる龍彦の恋人役を演じた伊東は、「私としてはちょっと強引な男性がタイプなので、タツヒコはナヨナヨし過ぎですが、あと5年もしたら、タツヒコみたいな男の子がかわいく見えてくるのかも」と答えた。
映画『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』は7月11日まで六本木シネマートで限定上映。また、今回の劇場版からカットされた本編を追加収録した『映画ノ・ゾ・キ・ア・ナ 完全版』DVD-BOXの発売が7月2日に発売されることが決定している。