1990年代に始まった“援交ブーム”は、ギャルのイメージだったが、それは平成までの話にすぎない。
「いまや援交は若いシングルマザーが中心になっていますね。北海道の地域版・出会い系サイトを覗くと『28歳・シングルマザーです。前夫と別れて寂しいので癒やしてください』なんて書き込みがとにかく多い」(風俗ライター)
年々、離婚率が上昇し、シングルマザーも急増している我が国。特に北海道は、総務省統計局(2017年度版)によると、都道府県別・離婚率で第3位だ。
札幌在住の男性(53歳)がこう語る。
「この前も32歳のシングルマザーとサイトで出会ったけど、最高だった。ギャルや独身OLと違って、大人の色気があるし、SEXの味もよく知っていて、とにかくエロい。何より子供のために体を差し出す若い母親を抱くという背徳感がタマらない(笑)」
約1万5000人の女性が会員となっている『性感研究所』の所長で、紀行作家の色川わたる氏によると、
「北海道の女性は男勝りなタイプが多い。サバサバしているので、援助交際であっても、明るく割り切って楽しむほうだと思います」
一方、ギャル率が高いのは、宮城県や秋田県だ。
「宮城県の仙台市にはギャル風俗が多いように、夜になると繁華街には立ちんぼギャルが出没します。路上交渉のほうが手っ取り早いというのが、その理由のようです」(仙台在住の夕刊紙記者)
色白美人こと秋田美人の産地・秋田県は、地元の女子大生が出会い系アプリによく書き込んでいるという。
「女子大生の世代は、基本的に今流行りの出会い系アプリを利用していますね。一方、20代後半から30代が多いシングルマザーは、出会い系サイトのほうが馴染みもあるようで、そちらをよく利用する傾向があります」(前出・風俗ライター)
つまり、女性の年齢によって、援交ツールが違うというワケだ。
「山形県は、援交をするギャルやシングルマザーが少ない。その代わり地域版のテレクラ(ツーショットダイヤル)にかけると、地元の40代・50代の熟女ばかり(笑)。ほとんどが旦那とセックスレスによる欲求不満解消なので、援交代も高くて1万円。それどころか、タダマンが出来たという報告も少なくないです」(同)
このように援交事情は、都道府県ごとに特徴があるのだ。
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これらは、あくまで“傾向”にすぎないが、その地域によって、援交事情に違いがあるのは事実。
もちろん、援交=売春は犯罪。くれぐれも買ってはいけませんぞ!