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橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/25) ポテンシャルの高さでジャミール

 新潟11R「日本海ステークス」(芝2200メートル)は実力拮抗したメンバー構成で難解だが、スリーオリオンに白羽の矢。
 昇級以降4着、3着、2着と毎回上位争いを演じているように地力強化の跡が歴然。奥手の血が開花し、円熟期を迎えたとなれば大いに期待できる。
 前走のジューンSも3着は1馬身1/4差突き放しており、負けて強しといえる内容。ハンデも据え置きの57キロと恵まれた。
 今年5戦目と無理使いされていない分、確実にプラスアルファが見込めるし、今度こそ身上の差し脚が炸裂する。
 昨年3着のアサティスボーイが順当に相手になる。台風の目は意外性を秘めたライオングラスと、休み明け2戦目で走り頃のドットコム。
◎4スリーオリオン
○1アサティスボーイ
▲5ライオングラス
△3シングライクバード、8ドットコム、10スノークラッシャー

 新潟10R「麒麟山特別」(ダ1800メートル)は強い3歳馬のブレイクチャンスでいける。
 百戦錬磨の古馬相手に堂々と逃げを打ち、2着に粘った前走の猪苗代特別は評価できる。潜在能力はオープン級といっても過言ではなく、メンバーが弱化した今回はチャンス十分だ。
◎8ブレイクチャンス
○3ウインベルセルク
▲2マイネルオベリスク
△1クリストフォルス、4オウロプレット、11ジャンバルジャン

 新潟9R「尖閣湾特別」(芝1800メートル)はヒカルルーキー、カリバーン、タイフーンルビーの三つ巴の様相。
 ◎は、3走前にこの条件を豪快に差し切り勝ちしているヒカルルーキー。休み明け3戦目で走り頃だし、大型馬で不器用なタイプだけに、広い新潟コースにかわるのは間違いなくプラスになる。
 好走条件が整い、ベストパフォーマンスが期待できる。
◎15ヒカルルーキー
○6カリバーン
▲3タイフーンルビー
△1トーセンオーパス、11タニノエポレット、16トーセンフリージア

 函館9R「函館記念」(芝2000メートル)は大器晩成型の、ジャミールに期待。
 初勝利を挙げるのに7戦を要したが、それ以降は堅実無比。春の天皇賞こそ7着とGIの洗礼を受けたが、それまで4勝、2着4回、3着1回と複勝率10割を継続。
 重賞初挑戦の阪神大賞典でいきなりクビ差2着と、ポテンシャルの高さを見せつけている。ハンデ56キロは恵まれたし、千載一遇のチャンスが到来した。
◎12ジャミール
○16フィールドベアー
▲5シャドウゲイト
△2スズカサンバ、6マイネルスターリー、8ドリームサンデー

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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