そもそも歴史好きの女性は昔から少なくはない。それが今まで明るみに出なかったのは、歴史、特に戦国時代は男の世界であるという暗黙の了解があったからだ。それが昨今の歴史ブームにより、女性の戦国時代好きが一般的に認知される様になった。「レキコン」はまさに、そんな時代を象徴するイベントといっていいだろう。
「時代屋」小川町店の茶室に男8人女8人、計16人が集まった。まずは好きな時代や歴史上の人物を挙げての自己紹介。男女とも戦国時代と三国志好きが多く、また大河ドラマで注目されている坂本龍馬が好きな人も多かった。
自己紹介の後は5分間の個別トークタイム。出身地にまつわる歴史トークや史跡巡りの思い出など、歴史の話を中心にしたトークが繰り広げられた。レキコンに参加している時点で「趣味」の質問を省けるわけだから、話が早いというわけだ。
個別トークタイムの合間の「歴史」クイズは、弥生時代からも出題され参加者を驚かせた。歴史全般とはいえ、流石に弥生時代をカバーしている人は少なかったようだ。優勝者の男性は、徳川家康の鎧のレプリカを着る権利を得て、参加者の目を楽しませていた。
歴史好きという共通の趣味で集まった合コンは、終始オフ会の様なアットホームさと知的さを醸し出したイベントだった。残念な事に「時代屋」小川町店は2009年いっぱいで閉店してしまったが、2010年は場所を変え、2010年1月18日に開催されるそうだ。詳しい情報は時代屋HPでチェック! http://www.jidai-ya.com/
(みかめゆきよみ 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou