search
とじる
トップ > スポーツ > IGF 小川直也が大暴走。2・16出場拒否も

IGF 小川直也が大暴走。2・16出場拒否も

 「GENOME3」(2月16日、有明コロシアム)に参戦する“暴走王”小川直也が21日、都内のIGF事務所に乱入。対戦カードを巡り、廣瀬拓副社長に不満を爆発させ、カート・アングル戦を要求した。しかし、IGFサイドは、アングルはおろか、対戦候補に挙がっていたジョシュ・バーネット戦にも消極的な姿勢だ。そんなIGFの態度に小川はボイコットも辞さない構えだ。
 「ふざけんな!」。怒号が乱れ飛んだ。
 風の便りで、カード発表を聞きつけた小川は会見に乱入。廣瀬副社長から「アマゾン・ブレードとの対戦に決定しました」と告げられると怒りを露わ。IGFによれば、前回大会に参戦したブラジルモンスター軍の中で勝利し、体格的にも小川と対戦してそん色ないため決定したという。

 しかし、アングル戦を熱望していた小川にとってみれば、“格下”を当てられプライドが傷ついた。廣瀬副社長を事務所に連行すると、アントニオ猪木に連絡するよう指示したが、留守番電話にメッセージを吹き込むだけというIGFの対応に小川は“プッツン”。胸ぐらを掴み「なんだそりゃ?やり直せ。ガキの使いじゃねぇんだよ!」と吠え、さらに「オレはカートとやるっていってんだろ!」と吐き捨てると銀座の街に消えていった。
 一方、小川にカード変更を要求されたIGFは、アングル戦について「6月から一貫してやりたいと言っているので、本人はそういうつもりなんじゃないでしょうか」と言うに留まり、「モンターニャ(・シウバ)が小川を討伐したいという話もあります」とした。また、候補に挙がっていたバーネットについては「ぶつけたい選手が別にいます」と見送る方針を示した。
 さらに「猪木に今日のいきさつを報告し、カード変更があるのか、このままでいくのか指示を仰ぎます」と説明。すべては猪木の決断に一任されることとなったが、小川の目にはもはやアングル戦しか映っていないだけに、仮にブラジルモンスター軍など格下の相手と対戦が組まれれば、小川は再び殻に閉じこもりかねない。最悪の場合、“出場拒否”という事態も起こり得る状況だ。
 果たして小川の参戦の行方は。2・16大会も波乱の船出となりそうだ。

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ