その『JIN-仁-完結編』の、さらなる続編が作成される!? と、関係者の中で話題になっている。
「あくまで(TBS)社内でも、噂の段階ですが」と、関係者は言う。
肝心の内容は、会津から函館戦争を舞台とし、西郷隆盛との友情と決裂を描いていくというもの。続編は映画にするか、ドラマにするかで社内でも紛糾しているという。
「ドラマはドラマとして終わらせたい、とする側と、やはり人気なのだからもう少し続けてもいいのでは、とする側とで大きな溝があるようですね」とは、TBSの内部事情に詳しい関係者の談。
「続けたい、続編をと考えているのは営業サイドのようです。確かにドラマの面では不振が続いていたTBSですので、もう少し続けてみたいと思うのはやぶさかではない。とはいえ、今回の完結編ではすっきりと話を終わらせただけに、制作側はもう終わりにしたい、と考えているようですよ」(前述のTBS関係者談)
ドラマの続編や番外編という形で劇場版を制作するというのは、今まででもよく見られたケースだ。
しかし、かつて同局の石丸彰彦プロデューサーは、『JIN-仁-完結編』の制作が決まった時に「仁のタイムスリップの謎など、続編ですべての答えを出す。これが完結編で映画化などはしない」と述べていた。
果たして噂は本当になるのか?