「今日でちょうど半世紀と思うと結構生きてきたけれど、歌手としてはその半分。まだまだひよっ子かなと思いますね」。この日、51歳の誕生日を迎えた小金沢は、台風接近中にも関わらず祝いに駆けつけたファンを前に、先月26日に2001年、03年に続く3度目のリリースをした「ありがとう…感謝」(キングレコード)などを熱唱した。
先月7日に最愛の母・小金沢正子さん(享年80)を5年に及ぶ介護の末に亡くしたばかりとあって、言葉の端々に悲しみをにじませていたが、「父も母ももういませんが、応援してくれる人たちのために歌うのが2人のためにもなるのかなと思います」と力強く話した。