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DREAM 所英男がフェザー級タイトル戴冠宣言

 「DREAM.4」(6月15日、横浜アリーナ)の追加カードが28日、都内のジムで発表された。DREAM初参戦が決まった“闘うフリーター”所英男が、KID階級といわれるフェザー級で初代王座獲りを宣言。また、ハレック・グレイシーとのDREAM第2戦に臨むミルコ・クロコップには試練マッチ計画が持ち上がっている。

 ついに闘うフリーターがDREAM軽量級に殴り込む。
 昨年大みそか「Dynamite!!」で田村潔司に敗れた後の3月にDREAMが発足したこともあって大舞台から遠ざかっていた。この日の会見では6月15日に行われる「DREAM.4」(横浜アリーナ)でグレイシー柔術の寝技師ダレン・ウエノヤマとの対戦が決まった。
 DREAM参戦に際しては階級問題で出場を見送ってきた所。HERO'Sでは70kg級で闘ってきたことから、DREAM旗揚げ当初は70kg制限のライト級に参戦する見込みだったが、山本“KID”徳郁を主軸とする軽量級が新設されることになり、本来ベスト体重のKID階級で参戦することに急きょ変更。満を持して今回の参戦となった。
 それだけにこの日の会見では「まだ実績がないので勝って上を目指したい」と意気揚々。フェザー級で「やるからには一番上の人とできるように頑張りたい」とすでに打倒KIDを見据えている。
 そればかりか会見に同席した笹原圭一イベントプロデューサーから年内に初代フェザー級王座の新設が告げられ「ベルトを巻けるチャンス。この機会で無理ならもう一生無理だと思うんで必死にやります」と王座戴冠を目標に掲げた。
 一方、この日の会見ではDREAM旗揚げ興行で日本マット凱旋を果たし、同リング継続参戦を視野に入れているミルコ・クロコップがグラップリングマッチでハレック・グレイシーと対戦することも決定。笹原EPは「打撃なしでの試合はミルコにとって試練になる」と新境地開拓に期待し、「これがどう転ぶかわかりませんが、良かったら五番勝負にしても面白いかも」と今後DREAMリングでミルコに試練を科すことを示唆した。
 KID階級で頂点を目指す所と新境地に挑むミルコ。果たして「DREAM.4」で新たなチャレンジに挑む2人にはどんな結末が待ち受けているのか、注目だ。

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