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武蔵野S ユビキタスが能力の違いを見せる

 大目標のJCダートに胸を張って向かうためにも、ヴァーミリアン&サクセスブロッケン不在のここでは負けられない。ユニコーンSの覇者ユビキタスが必勝を期して「第13回武蔵野S」(GIII、東京ダ1600メートル、8日)に登場する。

 ダートは<4310>。特に左回りのマイル以上では3戦3勝のパーフェクトを誇る。4カ月ぶりのペテルギウスSは2着に終わったが、勝ったのは3日のJBCスプリントを制したバンブーエール。「勝ち馬(三浦騎手)にうまい競馬をされたからね。正攻法でいって他の馬には抜かせなかったんだから、内容は評価できる」と鈴木伸調教師。「もともとおっとりした性格。休み明けも響いたんじゃないかな」と悲観の色はない。
 1度実戦を使われた効果は大きく、10月29日に行われた1週前の追い切りでは美浦坂路で800メートル50秒9→37秒5→12秒1(一杯)の好タイムをマーク。3頭併せの外で、内ドナヴィラージュ(古馬500万)に0秒6、中ドンヤマト(2歳未勝利)に0秒5先着した。
 「前走はケイコでものんびりした感じだったが、ピリッとしてきたね。自分から動いていく面が出てきたし、叩いた上積みはかなりある。マイルに延びるのもプラスだね」
 560キロを超える大型馬で、「春はまだ実が入っていないというか、ひ弱だった。そのあたりがレースへいって、モタれたり、膨れたりする原因になっていた」と言う。それがひと夏を越して解消。「馬がしっかりした。今はまっすぐ走れているから、右回りでも問題ないはずだよ」
 JCダートは今年から右回りの阪神が舞台。「早めに栗東へ連れて行って、力のいる坂路で鍛えるつもりでいる。そのためにもきっちり賞金を加算しておきたいね」。ダート界の頂点へ、ここはあくまでも通過点だ。

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