各紙などによると、勾留先の原宿署前には報道陣約200人に加え、ファンや見物人100人が集まり、上空にはヘリも飛ぶなど騒然とした雰囲気。
報道陣の前に姿を現した吉澤被告は、涙目で「被害者の方に深くおわび申し上げます。このたびは誠に申し訳ありませんでした」と謝罪し、頭を下げ事務所の用意した車に乗り込んだ。
吉澤被告を乗せた車は、いったん港区内のホテルへ。そこから別の車に乗り換え病院へ向かい、今後は医師の診察を受け、少なくとも数日間は入院するという。
吉澤被告はこの日、保釈保証金300万円を現金で納付。また、保釈中に運転できないよう、運転免許の効力を10月5日まで停止する仮処分の手続きも行われた。
「保釈当日、一部メディアが吉澤被告の車のドライブレコーダーに、『やばい』などとつぶやく、本人の声が記録されていたことを報じた。犯行がかなり悪質だった吉澤被告だが、嫌がらせのようにここ数日ネタが小出しにされ、とうとう保釈当日までネタが出てしまった。供述をコロコロ変えたりしたので、相当、取り調べの心証が悪かったのでは。今後、裁判となるが、交通事故では異例の重い判決が下される可能性もありそうだ」(芸能記者)
勾留中の吉澤被告は、接見中も反省の言葉を口にしながら泣き出すなど、不安定な状態だったとか。
所属事務所は吉澤被告と面談のうえ、対応を決定する見込み。早ければ週明けにも、事務所上層部と話し合いが行われるとしている。
また、8月26日に吉澤被告が「モー娘。」OGとして出演した「ハロー!プロジェクト」の20周年コンサートは、映像商品化が予定されていたが、棚上げになったという。
今後は、謝罪会見を行うかどうかが注目される。