「10月1日以降、同局や他局をみていても“黒い交際”がささやかれる芸能人やスポーツ選手が堂々と出演している。テレビ局に明確な“線引き”がなく、いちいち交友関係を洗うのには時間がかかりすぎる」(テレビ関係者)
とはいえ、8月には島田紳助さんが暴力団関係者との“黒い交際”を自ら明らかにし引退。1日から東京都と沖縄県で同条例が施行され、全47都道府県で適用されることになっただけに、公共放送のNHKもスルーすることができなかったようだが、出場できない歌手はどんな顔ぶれだろうか。
「大トリをつとめたこともある大物歌手、自分が元々就いていた職業をテーマにしたヒット曲のある歌手はいずれも広域暴力団のテーマ曲を作っているから完全にアウト。暴力団の組長のゴルフコンペに参加し一時期NHKに出演できなかった歌手もNGだろう。最近、週刊誌が自宅で“黒い遊び”をしていることを報じた女性歌手は当落選上といったところか」(週刊誌記者)
歌手個人ならば個人の裁量で交際してきたから仕方ないとして、大きな被害を受けそうなレコード会社の名前もささやかれているというのだ。
「毎年数多くのアーティストを紅白に送り込んできた某レコード会社は上層部の“黒い交際”が報じられている。それをNHKがアウトと判断すればそのレコード会社所属歌手はNGだろう」(同)
今年の出場歌手選考にはまだまだ時間がかかりそうだが、残るのはどんな顔ぶれか?