野人撃退に黄色信号が点灯だ。
ファーストオンステージ事務所近くの公園で対新日プロに向けて特訓を行った大森軍は「オリャー!」「中西ぶっ潰す」など怨念を込めながら薪割りを行った。集中力、精神力鍛錬のため、厳寒の中でも上半身裸で一心不乱に薪を割り続けた。
大森が「ゼロワンに上がったことを後悔させてやる」とすれば、浪口も「オレもやられた借りを返す。五体満足じゃ帰さねぇ」と血気盛んだ。
すでに闘志全開の大森軍だが、ボロも出始めている。一緒に練習する予定だった佐藤耕平がドタキャン。さらにこの特訓の成果として大森が新技を開発するはずだったが、結局、編み出すことができず。
そればかりか、薪割りを行った斧にトラブルが発生。浪口が薪を割ろうと振り下ろすと、根本からポッキリ。一方、大森の斧も刃が外れてしまった。アックス軍にとってはあまりにも不吉なトラブルが重なってしまった。
野人率いる中西軍との抗争を前に、三大不安要素が浮き彫りとなってきた大森軍。大森の「中西をあの薪のように真っ二つにしてやる」という言葉も、もはや強がりにしか聞こえない。