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「悔しい!」佐野ひなこ、2度目の始球式もノーバン投球ならず!

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佐野ひなこ

 モデルや女優、タレントなど様々なジャンルに挑戦する佐野ひなこが、FWD富士生命のチャレンジャーブランドとしてのスピリットを背負って、人生2度目の始球式を8日、京セラドーム大阪(オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス)で行った。

 この日の試合はオリックスの女性向けイベントとして、毎年恒例となっている『Bsオリ姫デー』として開催されたこともあって、佐野もバファローズのロゴがピンクに縁取られた“オリ姫ユニフォーム”を着用して、マウンドに上がった。

 一度大きく振りかぶったものの、緊張からか、もう一度振りかぶり直したため、3万人を超える超満員のスタンドからは「ボーク!」というツッコミも飛んだが、ソフトバンクの先頭打者、上林誠知に向かって投げたボールはワンバウンドながらストライクゾーンで、オリックスのキャッチャー若月健矢のミットに収まり、笑顔でマウンドを降りた佐野に対して、大きな拍手が送られた。

 登板後、会見に応じた佐野は「あっという間に終わったイメージ」と第一声を語ると、「ボールを持とうとか、投げるまでのイメージを持てない間に始まって。やっちゃったというスタートだったのが、少し悔しい」と悔しさをにじませるも、「前回はゴロゴロだったので、真っすぐ投げられたのは良かった」と、目標にしていたノーバン投球はできなかったが、最後は再び持ち前の笑顔で前を向いていた。

 なお、背番号13は誕生日の日にちから選んだとのこと。

取材・文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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