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世界熱狂の米ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』最終回“摩擦”のせいで中国放送されず

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提供:週刊実話

 2011年から続いていた異世界ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(GoT)最終章』(米HBO)の最終回が5月20日、大団円を迎えた。ツイッターでは放送開始直後からGoT関連のキーワードで埋まり、トレンドのトップ10を占めるほどの注目を集めた。最終章の初回は全世界で1740万人が視聴し、過去最高を記録していたが、最終回がこれを上回るのは確実だ。

https://www.youtube.com/watch?v=tqx1XIH4lCc

 ネット上では「あー終わってしまった。最高だったけどなんだか寂しいな」「最高に良かったな。第1章からまた見直したい」「終わってみるとあっという間だった。心にぽっかり穴が空いている」など、“GoTロス”に陥っている視聴者も多いようだ。

 「最終章では、あるはずのないスタバのカップが画面に映り込むトラブルや、別の脚本家で取り直せという署名が100万人を超えるなど、厳しい意見も見られましたが、言い換えれば、それだけ視聴者の注目度や期待が高かったということ。アメリカでは最終回が放送された翌日に有給を使って仕事を休む計画を立てている人が1100万人にも上ったといいます。今後、同作を超えるドラマはなかなか出てこないでしょうね」(エンタメ誌記者)

 最終回ではまさかの結末が用意されるなど、最後まで視聴者の期待を裏切らなかったGoTだが、続編を期待させるような終わり方に、視聴者からは早くも「数年後、続編を放送するのでは」という、意見が出始めている。

 「原作者はさらにシーズンを重ねたいと考えていたようですが、現実的には俳優の契約期間や予算の問題もあり難しいでしょうね。無駄にシーズンを重ねてマンネリ化し、最後は打ち切りになってしまうドラマも少なくありません。ファンにとっては少々寂しいかもしれませんが、いい形で結末を迎えたんじゃないでしょうか。今後は最終章の撮影現場に1年間密着したドキュメンタリー『ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ』が放送される予定です。こちらも楽しみですね」(同・記者)

 世界中で数千万人が最終回を視聴したが、中国では対米貿易摩擦の影響で放送されず、テレビ画面には通信障害についてのお知らせが映し出されるだけだったという。中国のファンには同情を禁じ得ないが、政治情勢にも影響されるほどの注目作品だったということだろう。

 ブームに乗り遅れてしまった人も、全シーズンを動画配信サービスで視聴することが可能だ。眠れない日を覚悟してアクセスしてほしい。

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