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愛知県の夏祭「三好いいじゃんまつり&三好大提灯まつり」

 今年1月14日に町から市になった愛知県みよし市では、市になって初めてのこの夏に、夏季最大のイベント「三好いいじゃんまつり」と「三好大提灯まつり」が、8月21、22日の2日間にわたり行われた。

 21日に行われた「いいじゃんまつり」では、子ども太鼓、歌謡ショーなどのオープニングアトラクションの後、18時25分に「いいじゃん!」の掛け声を合図に、まつりテーマ曲「じゃんだらりん」と「ジャストローリン」が流れ、一斉にみよし市役所から三好稲荷閣までの間660mの道路を舞台にして「いいじゃん踊り」を踊った(「じゃん・だら・りん」とは三河弁の語尾につく方言のこと)。
 「いいじゃん踊り」は、前半には決められた振り付けを踊り、後半は自分たちで考えたオリジナルの振り付けを踊る。そして、気合の入った振り付けやおもしろいパフォーマンスを披露したチームが、踊りのコンテストで表彰される。
 この日のために息の合った振り付けを練習し、そしてこの日のために準備したカラフルな色彩の衣装を身に着けた44チーム・約3000人が参加し、沿道に集まった観客たちに踊りを披露した。

 日が暮れたとはいえ、まだまだスーパー残暑が厳しい東海地方であるが、参加者全員が大粒の汗を流しながら2時間以上も踊り、練り歩き、夏の夜を楽しんだ。
 また同日、「三好大提灯まつり」の前夜祭も開催され、三好稲荷閣の境内には数多くの露店が並び、大勢の人々で賑わった。夕闇が迫る頃、高さ11mもある大提灯三基が点灯され、境内を明るく照らしていた。

 22日の本祭では朝から子ども囃子や棒の手奉納があり、夜には大提灯に再び灯が入れられ、三好稲荷閣の付近の保田ヶ池では花火が打ち上げられ、まつりのフィナーレを飾った。
(写真:「グゥ〜の会」のみなさん)

(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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