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【週刊テレビ時評】米倉涼子主演の「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」は貫録見せる

 先週スタートしたフジテレビ系列「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(木村拓哉主演/10月22日月曜日午後9時〜10時24分)の初回視聴率(以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)は16.9%で、いまひとつだった。

 キムタクが主演する民放の連続ドラマで、初回視聴率が20%を割り込むのは初めてのこと。秋ドラマの初回では、水谷豊主演「相棒season11」(テレビ朝日系列/水曜日午後9時〜)の19.9%、米倉涼子主演「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」(テレビ朝日系列/木曜日午後9時〜)の18.6%を下回った。

 背景には日本テレビ系列でプロ野球セ・リーグCS(クライマックス・シリーズ)ファイナルステージ第6戦(最終戦)〜巨人対中日が午後9時29分まで放送され、平均20.1%の高視聴率を上げ、「PRICELESS〜」と約30分間重なった影響もあるとみられる。その意味で第2話以降の視聴率で、キムタクドラマの真価が問われそうだ。

 他の新ドラマでは、フジテレビ系列「遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜」(生田斗真主演/23日火曜日午後9時〜10時9分)初回が13.5%とまずまずだった。

 同じく23日火曜日に放送開始したNHK・ドラマ10「シングルマザーズ」(沢口靖子主演/午後10時〜10時50分)は7.7%にとどまり、前作「つるかめ助産院〜南の島から〜」(仲里依紗主演)初回の8.9%に及ばなかった。

 医療ドラマ対決で注目を集めた米倉の「ドクターX〜」第2話(25日)は17.6%で、初回から1ポイント落としただけ。同時間でガチンコ勝負となったTBS系列「レジデント〜5人の研修医」(仲里依紗主演/午後9時〜)第2話は6.2%で、初回の8.4%から下げ、ダブルスコアどころか、ほとんどトリプルスコア状態。「ドクターX〜」は先週放送されたプライム帯(午後7時〜11時)の連続ドラマでは、「PRICELESS〜」、「相棒」第2話(24日)=16.5%を上回って2週連続トップで、米倉が貫録を見せつけた恰好。

 その他、初回(14日)で14.0%と上々のスタートだったフジテレビ系列〜ドラマチックサンデー「TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜」(深田恭子主演/午後9時〜)第3話(28日)は9.3%と、2週連続1ケタ台で厳しい数字。3クール続けて連続ドラマの主演を務めている武井咲の日本テレビ系列「東京全力少女」(水曜日午後10時〜)第3話(24日)は7.9%で、回を重ねるごとに下がっている。

 低迷が続くNHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演/日曜日午後8時〜)第42話(28日)は8.9%で、同ドラマではワースト3位の視聴率。これで、4週連続1ケタ台で、この辺の数字が定位置になりそうな気配だ。
(坂本太郎)

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