第6話ではビジネスパートナー・友達夫婦を自称するふたりに家を売ろうとしていたところ、夫の八十多湊人(武田航平)が他の女性・尾田まり(筧美和子)と不倫していることが判明。妻の八十多つぐみ(内山理名)はそれを了承しているというものの、まりの夫・尾田順平(橋爪淳)はその事実を知らずに揉めてしまい、八十多夫婦はいったん家を諦めることになる――というストーリーとなっていた。
前シリーズの『家売るオンナ』(日本テレビ系)では、最高視聴率13.0%を獲得し、今回全話2ケタ視聴率をキープしている本作だが、視聴者からは「話が強引すぎる」「私が見たかった家売るオンナではない」といったブーイングも多々聞かれ始めているという。
「第6話で言うと、テーコー不動産の企みにより、つぐみと順平が恋に落ちてしまい、夫婦とカップルでそれぞれパートナーが異なるという奇妙な四角関係が成立。そこに付け込んだ万智(北川景子)が八十多夫婦には当初から勧めていた物件を買わせ、尾田夫婦には同じマンションの別室をお勧めし、近い距離で夫婦と恋愛、“ホームとエロス”を両立するという結末になりました。しかし、これについて、『いくらなんでもやりすぎ』『わざわざ不倫するよう仕向けるなんて…』という声が続出。“不倫の肯定”とも受け取れる展開に嫌悪感を抱いた視聴者も少なくなかったようです」(ドラマライター)
また、本作でこれまで引っ張られ続けられている“BL展開”にも不評が集まっている。
「前シリーズでは『王子』とも呼ばれていた足立(千葉雄大)が、本作ではキーパーソンの留守堂(松田翔太)とBLを彷彿させる関係を築いています。回を重ねるにつれ、関係性は少しずつ進展していますが、それが逆にあだとなったのか、『いつまでもBL引っ張らないで』『いつまでやるつもりなんだろう』という声が噴出。“足立王子”のキャラが人気を博していただけに、シリーズのファンからは苦言が集まってしまったようです」(同)
視聴率の右肩下がりを懸念する声も集まっているが、視聴者の不満は解消されることはあるのだろうか――。