百田氏は11月20日にYoutube上で配信している報道番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』に出演。番組内で、「僕ね、この本書くのに、どれだけ資料そろえたかと、山のように資料そろえた。そん中にはね、Wikipediaもそりゃあるよ。そりゃWikipediaから引用したもんとか、借りたもんとかある」と“コピペ疑惑”をあっさりと認めた。
しかし、「でもね、そんなもんはこの本の中の0点何パーセントなんですよ。これ原稿用紙でだいたい800枚くらい以上なんですけど、まぁWikipediaから借りたものなんていうのは原稿用紙の、まぁ1ページ分か、せいぜい2ページあるかないか…」と弁解している。
さらにツイッターでは、
《【拡散希望】
私がウィキペディア(以下ウィキ)から大量のコピペをしたという悪意ある中傷が拡散していますが、執筆にあたっては大量の資料にあたりました。その中にはもちろんウィキもあります。しかしウィキから引用したものは、全体(500頁)の中の1頁分にも満たないものです。》
と投稿。百田氏はその後、ツイッターで『日本国紀』をコピペと中傷したアカウントについて、
《これから、ツイッター社に開示請求する予定です。すべてはその後です》
と訴訟をちらつかせた。
『日本国紀』の編集を担当したジャーナリストの有本香氏も同調しており、百田氏に協力する構えだ。
すると、ネット上では、Wikipediaからのコピペはどの程度なのかを検証するサイトが立ち上がり、その結果、原稿用紙1枚では収まりきらない「1965文字」のコピペが発見されたという。
また、新聞や文庫、歴史本などからの文章丸パクリの指摘もあるのだが、こちらに関して百田氏はだんまり。
そのためネット上では、
《ただの開き直りで笑った》
《そもそも原稿用紙1枚分だろうと大問題だろ》
《引用するなら、ちゃんと引用元を記しましょうね? それすら分からないのか》
などといった批判が続出することに。
まだまだこの問題は続いていきそうだ。