ゴーストライター問題で渦中だった「両耳がきこえない作曲家」として知られていた佐村河内守氏が7日、都内のホテルで会見した。
“時の人”の会見とあって、会場となった都内のホテルには約300人の報道陣が集まり、午前11時から約2時間半にわたり行われた会見を民放各局のワイドショーが生中継した。
「フジテレビと日本テレビはあまり枠に入らなかったが、テレビ朝日とTBSはバッチリ枠に入り番組は佐村河内一色。前日までは千葉・柏の通り魔殺人事件が話題の中心だったが、佐村河内氏が一気にさらってしまった。日テレだと、ちょうど会見終了後に番組が始まった『ミヤネ屋』は他局の情報番組とかぶらず、かなりオイシかったはず。今後、新垣氏が反論会見し、さらに佐村河内氏がそれに反論する展開が理想的なのだが…」(ワイドショー関係者)
気になるのは会見を中継した各局の情報番組の視聴率。週明けに発表されることになるが、2月に佐村河内氏のゴーストをつとめていた新垣隆氏の2月6日に行われた会見を生中継した「ミヤネ屋」は最高13.7%の視聴率を獲得。
会見ではやたら新垣氏を“口撃”し、名誉毀損で提訴する意向であることを明かした佐村河内氏だけに、かなりの数字を獲得しそうだ。
(テレビから番長・清原が消える日)
タレントとしても活動する元プロ野球選手の「番長」こと清原和博氏が、薬物使用が原因で都内の病院に入院していたと今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。
報道を受け、清原の所属事務所はマスコミ各社にファクスで「1月下旬から体調を崩し、糖尿病と診断された」とし、2月27日から6日間、入院して治療を受けたと説明。同誌に対し名誉棄損での訴訟を含めた法的手段による抗議を検討しているというが、このままでは確実に仕事が減りそうだというのだ。
「今月に入ってから臨んだ民放のバラエティー番組の収録でも空気を読まずにスタジオで大暴れし、共演者はご機嫌取りに必死だったとか。タレントとしての資質は低く、イベントや仕事のドタキャンなども重ねるくせに高額ギャラは要求する銭ゲバぶりで、関係各所で関係を切りたがっているところは多かった。おそらく、訴訟はCMスポンサーのご機嫌取りのためのポーズでは」(広告代理店関係者)
「文春」、清原の両サイドが今後どう動くかが注目される。