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IGF アントニオ猪木の“用心棒”にスタン・ハンセン。その背景には新たな策略が

 IGFを主宰するアントニオ猪木代表と、きょう16日に行われる有明コロシアム大会で小川直也VSジョシュ・バーネットの立会人を務める“不沈艦”スタン・ハンセンが15日、都内のホテルで会談し、猪木はハンセンに“用心棒”を依頼。ここまで猪木が小川を挑発する舞台裏には、何やら新たな策略があるようだ。
 この日、約10年ぶりに再会した両雄。会うなり抱擁を交わし、昔話に花を咲かせるなど和やかムードで会談は進んだ。

 しかし、小川の話になると猪木の表情は曇る。小川に「今回も何か起こってほしい」と前回12・20有明大会のような暴走ぶりを期待しつつ、さらに「その時は(ハンセンに)ひと暴れしてほしいな」と依頼。これにハンセンも「その時によるでしょう」とまんざらでもない様子。小川はバーネット、猪木に加え、ハンセンも敵に回した格好だ。
 その裏には、IGF認定王座が見え隠れ。猪木は「獲るために燃えている選手を歓迎。小川もベルトに色気を出してもらっていい」。新たな策略をチラつかせ始めたIGF。すべては“暴走”がカギを握る。

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