芸能界入りする前は、サッカーに打ち込んでいた竹内。高校時代には東京ヴェルディユースに所属し、大学もサッカーの推薦で合格するほどの実力者だったようだ。本人もプロ入りを目指していたようだが、大学入学後にケガで手術、周りが日本代表に招集される様子を見て、プロには手が届かないと諦めた経験があるそうだ。『陸王』でも、期待の新人として注目を浴びる中、マラソンレース中にひざを痛めてしまう。本人の経験と重なる部分が、オーディションを勝ち取れた理由かもしれない。
とはいえ、これまで陸上経験はなかった。オーディション合格後、役作りとして、本格的に陸上競技に取り組むことになったのだが、今年7月クールには高畑充希主演『過保護のカホコ』(日本テレビ系)に、メインキャストとして出演していた。こちらは美大生役だったため、過度に引き締まった身体は避けたかったという。『カホコ』のクランクアップ後、9月には『陸王』にクランクインしたとされており、短期間でハードな役作りを敢行したとも予想できる。
具体的には、上半身に筋肉がついているサッカー経験者ならではの体型をシャープにし、長距離ランナーに必要のない筋肉はそぎ落とした。
竹内といえば、今月初め、週刊誌「女性セブン」にて、アイドルグループ「恥じらいレスキューJPN」のメンバー里々佳と熱愛が報道されたばかりだが、その裏では着々と役作りも進めていたようだ。
スポーツドラマにありがちな素人っぽさが目についてストーリーに入り込めない傾向を、竹内は自身の走りで脱却することができるだろうか。