バトルの発端は今月15日。『とくダネ!』の中で、夫人主催のチャリティーパーティーの映像が流れた際、そこに出席していた夫人を始め、松居一代やカイヤ、日本ボクシング連盟前会長・山根明氏ら「ひとクセ」ある顔ぶれを見た古市氏が、「何らかの問題を起こした人じゃないと参加できないんですか?」「ひと足早いハロウィーン・パーティーとかではないんですね」などとコメントしたのだ。
この発言をネットニュースで知ったデヴィ夫人が2日後の17日、ブログで猛批判。「社会学者って何のことですか? 訳の分からない社会学者を自称する古市憲寿氏」「彼の発言は到底看過されるものではありません」「この身の程知らずの古市氏」と論戦を展開。
すると今度は古市氏が、4日後の21日放送の『ワイドナショー』(同系)の中で、デヴィ夫人にキレられていることを、ダウンタウンの松本人志やヒロミらに相談するも、まったく実にならないアドバイスを受け消沈していた。
さらに今度は、23日放送の『バイキング』(同系)で、番組スタッフがデヴィ夫人が滞在中のシンガポールにわざわざ飛んで直撃取材。すると彼女は彼への怒りを隠さず、「コイチさんというかフルイチさんというか知りませんけど」「まだ青二才の、ただ小生意気に小賢しいことを言って自分を売ってる方なのかなと思いましたけど」とぶちまけていたのだ。
そして25日、『とくダネ!』では、さいたま市議が、車椅子の別の市議に「ブルジョア障害者」と発言したニュースを紹介。小倉智昭が、「みんなが言葉に敏感になっている。普段は問題にならないような発言がぶわっと…」と、古市氏に振ると「そうですよね。まさかハロウィーン・パーティーがねぇ…」と心外な様子。しかもハロウィーン・パーティーという言葉自体も、「アダムス・ファミリーって言おうと思ったのを抑えたつもりで言った」とも発言。これはもちろん、洋館に住むお化け一族を描いたホラーコメディー映画である。
さらに古市氏は、このさいたま市議の『ブルジョア障害者』という2つの言葉が組み合わさることで差別的になってしまう危険性に触れながら、『ハロウィーン・パーティーという言葉だけでも人を怒らせることもある』と、もう一度、自らの問題を釈明した。
果たしてデヴィ夫人との場外乱闘は一体どこまで続くのであろうか…。